競馬の「痛み」も楽しみのうち
2006-12-01 17:00:00牧場に勤めると馬券に強くなる?
2006-11-16 17:00:00
馬券好きの人からよく聞かれるのが、「牧場に勤めて馬券の腕は上がったか?」ということ。
僕も、牧場に勤めることが決まったときは、「馬のことにある程度詳しくなるはずだから、多少なりとも馬券成績はよくなるはず」…と淡い期待を抱いていた。
しかし、牧場に勤めて唯一分かったのが、「つまるところ、馬は何を考えているのか分からない」ということだった。
したがって、馬券が上手くなったかと聞かれると、答えはNO!ということになる。
でも馬という生き物が、いかにアテにならないかということは理解できたので、競馬で本命馬がブッ飛んでも、さほど腹は立たなくなった。
牧場をやめるときは、馬券で大損しても、「これも修行」と思えるようになっていたほどだ。
それが、いいことか悪いことかは分からないけれど。
いまは当時の苦い思い出があるので、馬券にアツくなることはほとんどない。
大勝負する前に、自然と心のブレーキがかかるのだ。
若いときに、さんざん馬券で苦しんでいて良かったと思う。
年をとって、ある程度お金が自由になってから競馬にハマると大変だ。
負け続けた日々
2006-11-07 17:00:00
最近でこそ、あまり馬券に大金を突っ込まなくなったが、牧場に勤めていた頃は収入の8割が馬券に消えていた。
牧場生活は楽しかったが、あまり娯楽のない世界。
一応、日曜日は休みということになっていたので、競馬場にいったり、電話投票で馬券を買ったりと、一日中競馬にどっぷりとはまっていた。
住み込みだったので、光熱費や家賃はタダだったが、食生活は相当貧しかった。
でも、食費にするくらいなら、馬券に突っ込んで夢を見たかった。
散々フラフラとした挙句、牧場に勤めた僕だが、相変わらず色々なことに惑っていたのだ。
「このまま一生、馬と一緒に暮らしていけるのか」
22歳の僕には、どうしても決断できなかった。
特に、他にやりたいこともない。
でも毎月15万円の給料では、夢をみることもできない。
金さえあれば、将来の選択肢が広がりそうな気がしたのだ。
牧場勤めをはじめても、僕は相変わらず半端ものだった。
でも以前は虚しさばかり募る毎日だったが、馬と暮らすことで、やりがいを感じられるようになったのは確かだ。
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