1999年香港カップ~その1 | Main | 公営競馬遠征の醍醐味
ナムラコクオーのこと
2006-12-07 17:00:00 Category : 公営競馬前回は公営競馬の楽しみについて書いたが、むかし中央競馬に在籍していた馬と再会できるのも、公営競馬のうれしいところだ。一般的に、中央競馬では通用しなくなっても、ややレベルが落ちる公営競馬に舞台を移すことで、再び活躍するケースは少なくない。競走馬の世界は弱肉強食だが、第2のステージで頑張っている姿を見ると、ちょっとホっとする。3年前、ある馬に再会したくて、はるばる高知競馬場まで出かけたことがある。
三冠馬、ナリタブライアンのライバルとして、3歳時に注目を集めたナムラコクオーが、交流競争の黒船賞に出走していたのだ。彼は、僕が競馬に最もハマっていた時期に好きだった一頭。ナリタブライアンはとっくに引退していたが、12歳になっても現役で走り続けているのに驚いた。そして、少し感動した。
高知競馬場は、高齢のお客さんがメインで、のんびりとした雰囲気に包まれていた。黒船賞のパドックで、ナムラコクオーはひときわ大きい声援を受けていた。中央競馬から参戦している一線級の馬たちと比べると、加齢のせいか見劣りする馬体だったが、声援を受けてゆったりと歩く姿は誇らしげに見えた。僕はいつも心情と馬券は別と思っているが、このときばかりは負けを確信してナムラコクオーから馬券を買った。そのときの馬券は、今でも大切にとってある。
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