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アンチ・ディープインパクト
2006-11-04 17:00:00 Category : 名馬
凱旋門賞で3着に沈んだディープインパクト。
「日本中の応援を受けて…」などとニュースが流れていたが、僕の周りにはアンチ・ディープインパクトを標榜する人がかなりいる。
彼らによると、JRAの露骨な売り出し方やメディアの過剰な反応、そして「強すぎて嫌味」なところが鼻につくのだという。
僕は結構、馬に入れ込んでしまうタイプだけど、嫌いな馬というのはほとんどいない。
トウカイテイオーの華麗なステップや、タイキブリザードの地を這うような走法には心底惚れたが、別に強い馬が好きなわけではない。
そういった意味で、ディープインパクトは好きでも嫌いでもないが、彼のレース振りはいつ見ても震える。
僕は競馬で負けたあと、「ハズレ馬券は、いいレースを見せてもらった拝観料だ」とよく負け惜しみをいうが、彼のレースに関しては、冗談抜きで拝観料を払う価値があると思う。
常識ハズレなレースぶりで圧勝する姿は、これからの競馬観戦ライフにおいてそうそう見られるものではない。
そういった意味で、一戦でも多く彼のレースを見たいのだが、アンチ・ディープの友達は「早く引退して欲しい」というのだ。
人によって競馬の楽しみ方はそれぞれだけど、長い間、一緒に競馬を見てきて、価値観にここまで大きな差があるのは、少し悲しい。
競馬が終わったあと、仲間たちと飲みにいくことも多いが、僕はあえて、ディープインパクトのことを話題に出さないようにしている。
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