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馬運車で地獄の輸送
2007-01-19 17:00:00 Category : 牧場生活
牧場生活で一番気が重かったのが、馬運車で馬を輸送する作業だ。
馬運車とは、馬を輸送されるために改造されたトラックのことを指すが、僕が勤めていた牧場の馬運車はあまりにも貧弱だった。
それは屋根のない4トン車の荷台に、ちょっとした手すりをつけただけの代物…。
要するにただの荷台に馬を乗せるわけだけど、馬を固定する設備もなかったので(普通の馬運車にはあるんだけど…)、スタッフがひとり、馬と共に荷台に乗る必要があったのだ。
大人しい馬ならいいけれど、気の荒い馬や臆病な馬と乗ったときは、めちゃくちゃ怖かったなぁ。
あの狭いスペースで、400キロだか500キロだかの巨体が暴れるんだから。
ま、輸送といっても、車で5分程度の距離を移動するだけなのだが、その短い時間は生きた心地がしなかった。
最初に馬運車をみたときは、「何かの冗談か!」と思ったもの。
ただ、そんな作業も数をこなしていればなれるもので、辞める直前などは結構余裕をもてるようになっていた。
でもいま「もう一度しろ」といわれれば、絶対に断るな。うん。
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